続けることが大事!確実に代謝を上げる方法
「ダイエットをしているのに、なかなか体重が落ちない」「基礎代謝を上げるためには、何をすればいいの」などの悩みを解説します。代謝を上げるには、激しい運動をしなければいけないというイメージがあって、なかなか取り組むのが億劫に感じる方も少なくありません。今回は簡単に続けられて、確実に代謝を上げる方法を紹介します。
代謝とはなにか
そもそも代謝とは、さまざまな消費に必要なエネルギーのことを言います。人の身体には具体的に3つの代謝が存在し、ダイエットに重要なものもあるのです。以下で詳しく解説します。
代謝は3つ存在する
代謝には以下の3つがあります。
①活動代謝…活動することで消費されるエネルギー
②食事誘発性熱産生…食事の消化に使われるエネルギー
③基礎代謝…心臓を動かすなどの生命を維持するのに必要なエネルギー
ダイエットに重要な代謝は基礎代謝
代謝の中でも基礎代謝という言葉は一番馴染みがありますよね。ダイエットをする上で基礎代謝はとても重要です。人は寝ている間もカロリーを消費していますが、基礎代謝が高ければ消費カロリーも大きくなります。つまり、基礎代謝が高ければ痩せやすいということです。そのため、ダイエットをする際は基礎代謝を上げることも意識した方が良いのです。
代謝が上がるときに得られる効果
代謝が上がれば以下の3つの効果を得られます。
効果①痩せやすい
上述しましたが、代謝が上がれば消費カロリーも多くなるので痩せやすくなります。逆に代謝が下がれば、消費カロリーが低くなるので痩せにくくなってしまうのです。
効果②美容効果
2つ目の効果は、美容にも最適です。なぜなら、代謝が上がれば血行が良くなり、体内の血液の流れも良くなるのです。そして、身体に溜まった老廃物が流れてくれます。肌荒れやむくみなどにお悩みの方は、代謝を上げれば悩みも解消されるかと思いますので、代謝アップを心がけるようにしましょう。
効果③健康的になる
代謝が上がれば血行促進となり、むくみや肩こりなどが改善されます。血液の流れも良くなり病気を引き起こすリスクも下がります。基礎代謝を上げるというのはダイエットのみならず、健康面を考えても意識しておきたいところです。
日頃の習慣を少し変えるだけで効果は絶大
いつもの生活を少し変えるだけで、代謝を上げられます。代謝を上げるための5つの方法を以下で紹介します。
①朝イチのストレッチ
朝起きてストレッチを行えば、身体が目覚めるので自律神経のバランスを整えるのに効果的です。ストレッチによって血行が良くなり、体温や血圧があがるので内蔵機能が活発に動きます。また、頭もスッキリしやすく,1日を気持ちよくスタートできるでしょう。
②水分を取る
朝起きたらまず、コップ1杯の水を飲みましょう。できれば冷水ではなく白湯がベストです。
朝イチに水分補給をすれば、血行が良くなるので基礎代謝もあがるというわけです。他にも、朝にコップ1杯の白湯を飲むと、お通じも良くなるので一石二鳥と言えます。便秘もダイエットの大敵なので、朝の水分摂取は欠かせません。
③湯船につかる
毎日湯船に浸かるだけで血行促進され、代謝がアップします。なぜなら、血管に圧力が加わるので手足に溜まった血液が押し出されることで、心臓の動きが活発になり血行が促進されるからです。湯船に浸かればリラックス効果も得られるので、シャワーで済ましている方は湯船に浸かって体を癒してください。冷え性で悩んでいる方も、湯船につかることで改善できる場合があります。冷え性もダイエットの大敵なので、きちんと対策しておきましょう。
④温かいものを食べる
温かいものを食べると、内臓の動きが活発になるので基礎代謝が上がります。夏の暑い日には冷たいものが食べたくなりますが、冷たいものばかり食べていると内臓の動きが悪くなってしまうのです。結果、基礎代謝が下がってしまいます。冷たいもの以外にも、コーヒーやお酒も体を冷やす原因ですので注意してください。
⑤適度な運動
適度な運動をすれば、筋肉量が上がり基礎代謝が上がります。とはいえ、運動の習慣がない人にいきなり「運動をしましょう」と言ってもなかなか取り組めないはずです。筋トレや有酸素運動をガッツリ行うとダイエットに効果的ですが、多くの人が続きません。日常的に取り組めるのかが重要なので、まずはエスカレーターの利用を辞めて階段で移動したり、電車やバスで座らない、ひと駅前で下りて歩いて帰るなど、ちょっとしたことから始めましょう。継続することが一番大切です。
基礎代謝を上げれば、ダイエットのみならず健康面や美容面でも効果的なので、基礎代謝をあげない手はないでしょう。基礎代謝は普段の生活習慣を少し意識すれば、確実に上がります。決して難しいものではないので、習慣になれば苦になりことはありません。今日から何か1つでも習慣にして、基礎代謝を上げていきましょう。